採点表は話し合いを助けますが、好みを客観的な事実に変えるものではありません。点数より、どの候補で何を優先し、何を引き受けるのかを見えるようにします。
架空のギルドのひとこま
表計算では一つの候補が一位でした。でも、通話でその名前を使って自己紹介したい人はいません。話しやすい項目だったため、壮大なイメージに点を多く配り、普段の呼びやすさをほとんど見ていなかったのです。重みを変え、聞き取りの練習をやり直しました。数字が代わりに決めてくれたわけではありません。最初の結果になぜ違和感があったのかが分かり、最後の相談は短く済みました。
説明できる評価軸を選ぶ
活動への適合、言いやすさ、覚えやすさ、入力条件などに絞ります。「格好よさ」「迫力」「印象」のように同じ好みを重ねて数えないよう注意します。各軸を短い質問で表しましょう。
点数に根拠を添える
発音の評価なら聞き取りテスト、意味の評価なら具体的な行動を書きます。先に各自で採点してから話し合うと、最初の発言に引かれにくくなります。未確認の条件は合格扱いにしません。
平均より意見の割れ方を見る
全員が使える案と、強い賛否がある案は、平均が同じでも異なります。名前そのものへの意見なのか、目指す集まりのあり方への意見なのかを話し合います。各項目の配点は結果を見る前に理由とともに決めておきます。
最後は一文で選ぶ理由を書く
長さと意味、簡潔さと言語間の使いやすさなど、選んだ釣り合いを言葉にします。再検討が必要な条件も記録し、決定後は実際に使い始めましょう。
